2012年度の上演実施のご案内とともに、みなさまのもとへお届けしております。
春号、ということは、夏号も・・・??
前向きに検討します!!
P新人賞のことや、新作プロジェクトへ向けての意気込み、演出の沢さんからのコメントや、さらにいつも支えてくださっている音楽や照明のスタッフさんからのコメントもあります!
まずは、P新人賞2011受賞についての記事↓↓
★2011年12月25日、名古屋市の損保ジャパン人形劇場ひまわりホールにて、愛知人形劇センター主催第1回P新人賞最終選考上演会が開催されました。この賞は人形劇の新たな才能の発掘を目的とし、オブジェと身体によるパフォーマンスが対象です。
全国から寄せられた作品の中から、実行委員会が選んだKiKiふぉれすと(神奈川)、ツヂバデルコ(東京)、ゆめみトランク(名古屋)の3団体が最終選考へ。上演会では演劇評論家・安住恭子氏、国際人形劇連盟世界評議委員・杉田信博氏、せんがわ人形演劇祭プロデューサー・玉木暢子氏ら選考委員による講評も行われました。「やぎのおはなし」については、「色彩、大きさ、テンポなど、選択が的確」、「母親の胎内で感じていた音や光の再現に近い感覚」、「『やぎ』と観ている私たちの関係を考えさせられる」、「至極単純なものを魅せきることに関心」と高評価。そして選考委員はひとり50票、観客はひとり1票を投票した結果…ゆめみが76票を獲得、2位のツヂバデルコとは1票差という劇的な展開で、「やぎのおはなし」が第1回P新人賞を受賞、2012年度ひまわりホールで新作の招待公演を行うことになりました。お楽しみに!
★ゆみだてさとこから
まずは支えてくださるスタッフ、応援してくださるみなさんに心から感謝です!また、この作品を一緒に創る中で平松絵美という美術家の才能とプライドに触れ、非常に大きな経験となりました。お話したいウラ話はつきません!聞きたい方はぜひ直接ご連絡を♪「やぎのおはなし」はこれからも続きます。応援よろしくお願いいたします!
★桑原博之から
今までなら、自分の体と相手とのやり取りが僕の芝居作りだった。それでも思い通りに行かないのに、右手と左手を使い分け、小道具を足でつかみながら笑顔で台詞。不器用な僕には信じられない。
「やぎのおはなし」には台詞がない。演出は美術優先。演者の存在はできる限り消す。無駄な動きはしない。思わず人形よりも自分をアピールしてしまう自分にはなかなかの課題。なんてことだ、人形劇!!
しかし、この器用さを手に入れたら怖いものナシだな、なんて野望を持ちつつ精進してまいります。これからもよろしくお願いします。