次回、ゆめみとコラボレートするのは、若手の女性アーティストさんです。
私ゆみだてとは3つ違いくらいですね。
彼女は、日本画が専門ですが、オリジナルストーリーのオブジェや絵、映像などを立体的に展示しています。
その世界は、鮮やかで、不思議で、あたたかく、小さいけれど大きくて、穏やかだけど驚きがあって、楽しくて切ない世界。
彼女の原案・美術で、言葉のないショート・オブジェクト・シアターを創ってみようと思います
美術家さんとのコラボレート・協働、ですから、ただ彼女の作ったオブジェが動くだけ、ではだめです。
動かなかった状態で完成されていた作品が、舞台で新しく何を表現するのか。
ゆめみトランクの新作でありながら、作家さんの新作でもあるわけです。
今までのように、絵本の著作権の許可だけを得て、勝手に人形劇にするやり方とは違う作り方にこだわりたいと思います。
なぜ舞台にするのか。なぜ人形なのか。なぜオブジェクトなのか。
そこを見失うと、本末転倒。無意味なものになってしまいます。
舞台でやることになってるから、舞台表現になった
ではなく、
これを表現しようとするとき、必然的に舞台表現になった
でないと、何をやったってつまらない。新しいものにはなりません。