Puppet Theater ゆめみトランク

名古屋の人形劇団ちんどんに在籍していたゆみだてさとこが、2008年に旗上げした人形劇ユニット。旗上げ作品として、かこさとし原作「うたのすきなかえるくん」を企画製作。いいだ人形劇フェスタ、喜多方発21世紀シアター等にて上演。

2009年、女性の柔軟な発想を基に、従来の人形劇というカテゴリーにこだわらない新しい人形劇の創造を目指し、チェコ在住の人形劇師沢則行氏を演出/美術に迎え、中部地区の人形劇活動のセンターである損保ジャパン人形劇場ひまわりホールの支援を受け、オブジェクトシアター「かぐやひめ」を企画製作。

2010年、日本画を専攻しながらも、様々な手法で作品を発表している若手アーティスト、平松絵美とともに、平松が自身をモチーフとして作り続けてきた作品、「やぎ」シリーズを舞台化。‘動く美術作品‘をコンセプトとした、セリフのない短編作品「やぎのおはなし」を企画製作。

2010年5月、ゆめみトランクプロデューサーである損保ジャパンひまわりホールの中康彦氏が世界劇場会議名古屋文化賞(ITCN文化賞)受賞。

2010年8月、国際的な現代美術の祭典「あいちトリエンナーレ2010」において、日中韓の現代アーティストユニット「西京人」作品、『第二章 ここは西京―旅路は彼方の世界へ』の人形劇スタッフとして参加し、2か月半の会期中に44ステージの上演を慣行。